今日は父方の祖父母の家に行く予定だったが、その家の付近が大雪で、車も動けないような状況だったため、行くのは中止になった。
その代わり、お年玉だけ僕の家に送ってくれるんだってさ。
まぁそれは嬉しいからいいことだ。
だからその代わりに、“母方の”祖父母の家に行った。
というか、どっちにしても行くつもりだったのだ。
実は今、この母方の祖父母の家にいとことか親戚が泊まりに来ていて、その子らと会うために、僕は父方の祖父母の家に行ったのちの昼過ぎか夕方ごろに、そのまま母方の祖父母の家に行くつもりだったのだ。
そしてそのいとこや親戚に会って、お年玉もらってみんなで食事して帰る…というシナリオだった。
とりあえずお年玉もらって、身内に会うことはできた。
みんな元気そうだったし、それはよかった。
――ただ、僕、母方の祖父からものすごい剣幕で怒られて、すごいショックを受けている。
そんなすごい怒られるようなことをしたつもりはないのだが‥‥。
実は僕の(母方の)祖父、重度のアスペルガー症候群なのだ。
僕のアスペルガー症候群も、その隔世遺伝と考えられる。
だから昔はかんしゃくとか多くて、母親や祖母に殴りかかったりして、大変だったらしい。
今は70近い歳になって、だいぶ落ち着いてきたみたいだから少し安心してた。
だからこそビックリしたんだけどな。 いきなり怒鳴られて。
とにかく祖父は空気を読めない人だから、葬式で笑ったりとか、人の話を聞かずに、その話の筋道から逸脱したことを言ったりとか平気でやる。
それは、今日みたいにいとことか親戚が集まった時でもおんなじ。
もう祖父の身内はみんなあきれている。
僕もあきれてはいるが、祖父もアスペだし、時々とぼけたことを言う。
だから僕は祖父が何か言うたびに笑っていたのだ。
祖父はそれに対して、何かを言ったことはこれと言ってなかった。
言うとしたら、「よう笑うのう。」くらいだ。
そして僕は今日、いとことか集まったところでも笑っていたのだが、そこで祖父がものすごい剣幕で、「××(僕の名前)はわしをバカにしとるんか!」と怒鳴ってきた。
これまでそんなことは一度もなかったから驚いた。
もっとも、笑ってばかりで調子乗ってた僕にも罪はある訳だが。
でもまさか怒鳴られるとは思わなかったな。
だって祖父から怒鳴られたことなんて、生まれて16年間、これまで一度もなかったから。
――そんなだから、僕は今少し落ち込んでいる。
少しショックが強かったかな。
でも、落ち込んではいられない。
明日は、母親がほしがってる福袋を手に入れるために、並んだり走ったりすることになるから(僕は荷物持ち)。
「何が何でも(僕を)連れて行く。」と母親は言ってるし、僕もそれにOK出したから、今さら断ることはできない。
そのためにも、今日は早めに寝ないとな。
最近落ち込むこと多いが、僕も早く立ち直れるようにならないと。